ちょっとづつ学ぶWordPressテーマの作り方 2 -テーマの雛形作り-

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ステップ別にちょっとづつWordPressテーマの作り方を学ぶ本シリーズ。第一回の開発環境の構築を終え、今回はテーマの雛形を作る。

 

WordPressテーマ作りの概要

  1. WordPressテーマ開発環境の構築
  2. Webサイトをデザインする
  3. WordPressテーマの雛形を作る
  4. ヘッダーを作る
  5. サイドバーを作る
  6. フッターを作る
  7. トップページを作る
  8. WordPressテーマを動かす

 

2. Webサイトをデザインする

開発環境の構築で用意したグラフィックデザインソフトを使い、Webサイトをデザインしていこう。一般的なWordPressサイトには、ヘッダー、サイドバー、フッター、コンテンツ部分(ブログ記事やサービス紹介ページなど)がある。

今回はテーマ作成のエッセンスだけにフォーカスするため、Bootstrapの公式サンプルからブログページを用意した。

※Bootstrapのバージョンは3.3.6 今回使用したブログページは、Bootstrapオフィシャルのダウンロードリンクから

bootstrap3.3.6-example-blog.png.formatted

ブログ記事が2つ(Sample blog postとAnother blog post)並んでおり、ページ上部には他のページへのグローバルナビゲーションを備えたヘッダー、記事の右隣りにはサイドバー、そしてページ下部にフッターを配している。

WordPressが元々ブログ用に開発されたからか、テーマの構成もこの構造に則っている。次で詳しく見てみよう。

 

WordPressテーマの雛形を作る

WordPressテーマの構成

作例が4つの部分に分かれていることを見た。すなわち、ヘッダー、記事(loopとラベリングしている部分)、サイドバー、フッターの4つだ。WordPressテーマを作りでは、1つのWebサイトをこのような部分ごとに分けていく。1つのWebサイトをパズルピースのようにバラしたもの。それがテーマだ。

今回の作例テーマで作るファイルをまとめよう。

  • ヘッダー – header.phpなるファイルへ分割する。
  • 記事 – PHPコードによるループを使い、index.phpへ記述する(ループ部分のみ分けることもある)
  • サイドバー – sidebar.phpへ分割する。
  • フッター – footer.phpへ分割する
  • CSSファイル – style.cssとして記述する。テーマの情報もこれに添える。
  • functions.php – WordPressが用意している機能を制御する。

※今回はBootstrapで使うJavaScriptファイルもテーマに含める。

 

雛形を作る

これらのファイルを抱えたテーマの雛形を作る。空の内容で各ファイルを作り、お好みのディレクトリにテーマ構成を作ろう。

exampletheme-directory

 

 

ここまで来たらコーヒーを飲んで一息つこう。次はWebサイトを分解し、WordPressテーマへ落とし込んでいく。

 

 

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