お店のHPやECサイトのWeb集客は動線から考えよう

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飲食店や美容院などお店のHP、あるいはECサイトのアクセスばかり見ていないだろうか?大事なのは『目的』とそこに至る『動線』だ。動線があって初めてブログなどの施策が生きてくる。HPやECサイトの目的を見据えた動線はどういうものがあるか?二つの例で考える。

 

お店のホームページの動線

お店のホームページの動線を考えよう。ここではWeb集客の目標を実店舗への来店と考え、動線の最終目的地としてはコンタクトページ(お店の所在地やアクセス方法が載っているページ)を置く。

もちろん、ホームページにコンタクトページを作っただけではどうやったって来店には繋がらない。次に考えるべきはそのコンタクトページにどうやって人を集めるかだ。今や猫も杓子もコンテンツな時代。ここでもコンテンツが役に立つ。ブログ記事やランディングページ(LP)などホームページ上のコンテンツを見てもらい、そこからコンタクトページへ誘導しよう。

ではコンテンツはどうやって見てもらえればいいか?ブログ記事などの検索に強いコンテンツの場合、Google検索ほかの検索サービスからの流入が期待できる。また、SNSも大きな流入元だ。「何となくお店のSNSアカウントを作ってみたけれど、お店日記になってしまっていて集客効果あるか疑問」なんてことは無いだろうか?動線を意識してSNSをコンテンツに結び付けたい。

以上の話をまとめるとお店のホームページの動線はこうなる。

Web集客の動線 お店のホームページ

 

ECサイトの動線

次にECサイトはどうだろう?実店舗を持たずにECサイトだけで商品を販売していたり、逆に店舗はあるけれどECサイトも併用しているお店があったりと、今やECは当たり前な存在になっている。そんなECサイトの主目的を商品の購入と捉えると動線はこうなる。ここで商品ページとは、商品が載っているページや購入ページなどECにまつわる部分を総合したものだ。

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仔細に見ると、商品ページの中でも様々な動きが考えられる(そのまま購入・カートへ保存・他の商品ページへ行く等)。そこから少し遡って商品ページ自体への動きを見ると、やはりコンテンツが強い。人気ECサイト『北欧、暮らしの道具店』は何年も前から意識的にこれに取り組んでいて、サイト上のコンテンツに留まらず、紙媒体のメディアにまで動線を広げている。

 

Google Analyticsで自動で効果測定

このように、お店の行っているビジネスの種類によって様々な動線が考えられる。また、具体的な実施方法によっても更に細かく分けられる。そうした数あるWeb集客の動線から一つを選んだとして、ずっとその動線を使っていくのが良いというわけではない。もちろんコンテンツの充実によって動線の目標達成を目指すことが良いのはもちろんだけれど、場合によっては動線そのものが間違いだったということもあり得る。

これを判断するには動線の目標がどの程度達成されているかを日頃から見ておくことだ。この効果測定はGoogle Analyticsで行える。詳しくはこちら。Web集客に興味のある人必見。ホームページの集客効果を測定する方法

 

 

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