企業/お店のホームページが集客に繋がらない5つのワケ

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「ホームページを作ったけど集客できていない。意味有るの?コレ」とお悩みではないだろうか? 今回は、Web集客に繋がらない企業/お店ホームページの特徴を紹介する。あなたはこれらのバッドノウハウを踏んでしまっていないだろうか?

 

周りがやっているから

bar people

お店/企業ホームページを持つ理由はなんだろうか?

名刺代わりのホームページであれば必要な情報が過不足なく載っていて、最先端とは言わずとも時代遅れな見栄えでない限りは問題ない。

「他がやっているからうちも」が一番危ない。集客に便利なツールやサービスが次々と生まれ、それらを使う方法がいくらでも手に入るにも関わらず、Web集客に手を付けられていない企業/お店は実に多い。

この状況で周りを真似するとどうなるか?そう、運が良く無い限りバッドノウハウをそのまま引き継いでしまうのだ。そしてあなたのホームページを見た他の誰かが引き継いで……。

ホラー映画のような状況なので、周りがやっているからという理由で集客用ホームページを作るのはオススメしない。評価の良い書籍を二三冊読んだり、専門家の話を聞いたり情報収集してから判断しよう。

 

あれもこれも主張する

color chok

企業やお店がホームページで訴えたいことは色々ある。時には、色々という表現では控えめなぐらい多い時もある。それは無理もない。ビジネスについて考えれば考えるほど、色んなアイデアが浮かぶし、それを商品やサービスとしてホームページ上で言いたくなるものだから。

これが問題となるのは『情報に優先順位を付けていない』場合だ。「Aという商品を宣伝したいし、Bも紹介したい。あ、C、D、Eも」と来れば次に考えるべきは、どれが最も重要か?ということ。多くの情報が並列に並んでいる時、全ての情報をじっくり読んでもらえはしない。その上、ユーザーの目を踊らせてしまうことにも繋がる。一番主張したい情報は何か?そしてその次は?を考えてページへ落とし込もう。

 

動線を意識していない

way sunset line

Web集客の目的を考えたとき、その最終目標はなんだろうか?商品を売ること、お店へ来てもらうこと等色々考えられる。しかし、ホームページはそこへ向かっているだろうか?

何も難しい話ではない。Web集客の目標があり、その手段の一つとしてホームページが作られているかというだけだ。

例えば、外国人のお客様をメインターゲットに飲食店がWeb集客をする場合、YelpやTrip Advisorなどの外国人が良く見るガイドサービスからの動線を考え、ホームページも外国語を第一に表示する。ホームページ内ではお店への行き方、クレジットカード使用可否など旅人の不安要素を丁寧にサポートする。これぐらいすると当然効果が出て、外国人の間では有名だけど日本人はあんまり知らないという嬉しい珍事も起こる。全ては動線を考えているからだ。

 

ブログに日記を書いている

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企業/お店のホームページ内のブログは集客に大いに役立つ。だからと言って自分がすぐに書ける内容を書いていると、それはどんどん身の回りのことになっていき、最後は日記になる。

「日記でも何でもブログを続けていれば成果が出る」なんて仕組みにはなっていない。

Web集客の動線としてブログを設置しているのであれば、ブログに書くべき内容は検索に強い記事、すなわち『役に立つ』記事だ。

あなたがネット検索をするとき、何を考えて検索するだろうか?「靴の磨き方が知りたい」「ランチで付いたシミの抜き方が知りたい」など何か目的があるはずだ。そのものズバリ疑問に答える記事を書こう。

 

自社商品/お店を宣伝している

cool blue ice

GoogleやYahoo、Bingで検索して来た人が企業/お店のホームページのブログ記事を見つけ、「お、役に立ちそう」と思って読んでもらった時、その人にさむ〜く思われることって何だろう?

そう、それが自社の商品やお店を宣伝すること。

一見、役に立つ記事だと思わせておきながら、記事中で宣伝をかませてくる。ユーザーは宣伝をノイズに感じる場合もある上、宣伝のために書かれた記事だと分かると記事自体の信頼性も薄れる。「自分とこの商品売りたいために嘘っこ書いてるんじゃないか」と勘ぐられてしまうわけですね。

ピンと来なければFacebookを思い浮かべよう。FBをビジネス利用していて、何気ない投稿だと思わせつつ宣伝になっている投稿。宣伝や広告だという感じを出さずにうまくビジネスへ誘導しようとしているんだろうなと分かるけれど、バレているあの感じ。

ブログ/メディアでもFacebookでも、何かのガワを被った宣伝は基本的に嫌われるから、気持ちをグッと堪えてやらないようにしよう。

※ちなみにメディアはさすがにSNS上の宣伝がうまくて、SNSの投稿として純粋に質が高い。例えばTastemadeというYoutube上のお料理番組がやっているFacebookアカウント。ちょっとした時に観やすい長さの料理動画をイヤホン無しでも内容が分かるよう字幕付きで投稿している。

 

「じゃあ宣伝はどこでやるの?」という話になるが、それは専用のランディングページを用意しよう。ブログ記事からランディングページへの動線を作り、ランディングページで宣伝するわけだ。